ブログを始めて2日目です!
本日は、今年の7月30日に登山した【アポイ岳】についてお話します。
前日は浦河町の「ゲストハウスまさご」に宿泊しました。
アポイ岳とは?
北海道様似郡様似町のシンボル的な山です。
様似町市街地から見えるアポイ岳は、3000メートル級の高山植物が見られます。
この山には、カンラン岩という超塩基性の特殊な土壌条件や海に近く海霧や強風の影響を受け、低標高ながら稜線部に高山植物が育成しており、ヒダカソウなど数多くの固有種の生育を可能としています。
また、アポイ岳のみに生息する高山蝶ヒメチャマダラセセリのほか、固有の陸貝アポイマイマイや氷河期遺存種のナキウサギの生息が特筆されます。
引用:様似町ホームページ
北海道様似郡様似町かつ日高山脈支稜線西南端に位置し、標高は810メートルの山です。
高山植物の宝庫として「花の百名山」にもなっていますが、1990年代にヒダカソウなど固有種の大規模な盗掘があり大きなダメージ負いました。
高山植物で有名なアポイ岳ですが、様似町は日高山脈と太平洋に挟まれた穏やかな海洋性気候のまちで、アポイ岳山頂からの景色も絶景です!
2回目のアポイ岳登山でしたが、何度登っても楽しい山です♪
いざ登山へ!
なんといっても、北海道ならではの美しい景観に圧倒されました。標高は810メートルとそれほど高くはないですが、3000メートル級の高山植物が生育してるとのことで、普段は植物には全く目がいかない私ですが度々足をとめてGoogleレンズでカシャカシャ撮ってました(笑)
豊かな自然と独特の地質で日高山脈の一部を形成しており、「アポイ岳ジオパーク」として保護されているため、登山道は比較的整備されており、初心者でも登りやすい山だと思います。
5合目山小屋あたりからは稜線となり、見渡す限り絶景が広がります。
あいにく雲が多かったのですが、絶景が垣間見えました。
山頂に到着すると、あいにく曇りで景色は残念でしたが、晴れてれば日高山脈や太平洋を一望できる絶景が広がります。水平線まで見渡せるほどの視界の良さが特徴で、目を閉じて風を肌で感じると大自然に抱かれている、いや、【北海道】と【海】に抱かれてるような、まるでお父さんとお母さんに抱かれているような穏やかな気持ちで一杯になること間違いなしです!知らんけど!
アポイ岳を登ってみて
北海道の日高山脈あたりの山々と比較すると、比較的短時間で登れる山となります。登山道もしっかりと整備されてるので初心者でも景色や植物を楽しみながら登れると思います。注意点として、5合目あたりから稜線に出ると風をもろに受けますので、春・秋には軽めに防寒対策が必要です。アポイ岳はヤマップでも常に登頂数が多いため(登山者が多いのでヒグマにもあまり怯えなくていい!)、是非みなさんにも登山にチャレンジしてほしいと思いますm(__)m
そして、大切な山の資源である植物の盗掘は絶対に止めましょう!
盗掘を見かけたらアンパンチしてください(笑)